HOME > 診療科案内 > 麻酔科

診療科案内

麻酔科


谷本 宏成写真

【部長】
谷本 宏成

Hironari Tanimoto
専門分野
  • 臨床麻酔一般・脳蘇生
所属学会
  • 日本麻酔科学会(指導医)
  • 日本集中治療医学会

宮﨑 里佳写真

【医長】
宮﨑 里佳
 [H24.4.1付新任]
Rika Miyazaki
専門分野
  • 臨床麻酔一般
  • ペインクリニック
所属学会
  • 日本麻酔科学会(指導医)
  • 日本ペインクリニック学会

【非常勤医師】
坂梨 裕司

Yuji Sakanashi
毎週(木曜)担当

【非常勤医師】
建部 光里

Mitsuri Tatebe


イメージ写真

麻酔科は常勤医師1名、非常勤医師2名で構成され、主に外科、整形外科、耳鼻科手術の麻酔管理を行っています。
麻酔法には全身麻酔、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、伝達麻酔がありますが、手術前に麻酔科医が診察を行い、それぞれの手術と患者さまの全身状態にもっとも適していると考えられる麻酔法・使用薬剤を選択して安全第一をモットーに手術を管理しています。

最近、術後鎮痛の新しい手段として、末梢神経ブロックを取り入れたのでご紹介します。
手術終了直後は、麻酔薬が多少残存しているため、痛みを感じることは少ないのですが、病棟に戻った頃には痛みが出現してきます。その痛みは手術当日がもっとも強く、その後次第に軽減していきます。快適に術後を過ごしていただくには、術直後からの強力な鎮痛処置が重要になります。
しかし、リスクの高い症例では、強力な鎮痛薬の副作用である呼吸抑制や傾眠傾向が出現しやすいため、十分量の投与が難しいことがありました。
末梢神経ブロックは、人工呼吸や全身麻酔がまだ未確立であった、麻酔黎明期に発達したものですが、当時は麻酔法の1つとして施行されていました。それを手術麻酔でなく、術後鎮痛に利用することにしました。
末梢神経ブロックは最近の局所麻酔薬と併用することで、安全性に優れ、長時間鎮痛効果が持続するという特徴があります。実際、この方法を取り入れてから、術直後の鎮痛薬の使用量が激減し、疼痛による不眠も減少しました。ハイリスク症例においても、呼吸抑制や意識レベルの低下を心配することなく術後鎮痛を行うことができるようになったわけです。
この数年の麻酔関連の変化は大変大きなものであります。我々は最新の知見を取り入れながら、より安全で質の高い麻酔を提供していきたいと考えています。

また、様々な方法を用いて手術後も痛くない手術治療を目指しています。痛みを十分に取り除くことにより、苦痛を減らせるだけでなく早期離床が可能となり術後合併症の減少にもつながります。